激しい咳が止まらないので、病院で診てもらった。結核の前歴があるのでそれを言ったら、「ストマイなどで治療したか?」といわれた。
「ストレプトマイシンなどは貴重品でした。」と答えたら、「自分たちの知らない時代でしたね」と医師は言った。
久しぶりに偽ペニシリンを題材にした映画「第三の男」は白黒の画面で印象深かったことを思い出した。
すべてが暗い、先の見えない時代であった気がする。何とか就職をして生きる道を見つけなければと思って真剣だった気がする。
いま”閉塞感”などとマスコミの上では言うがその意味は、もひとつ良くわからない気もする。
少し心配だったが、結果はそうではない感染症で薬を飲んで軽快しつつある。すぐに医者に行けて薬も何種類ももらえる、このありがたさ、あらためて感じた。
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